実装ファイルの基本的な構成
インターフェースファイルの基本的な構成は以下のようになります。#import インターフェースファイル名
@implementation クラス名
メソッドの実装
@end
#import
実装ファイルの場合は、少なくとも自身のインターフェースをインポートする必要があります。インターフェース中でほかのクラスのインターフェースファイルをインポートしている場合は、そのインターフェースを書く必要はありません。クラス名
ここにはどのクラスを実装するものかを示すために記述します。クラス名はコンパイラディレクティブ「@implementation」に続けて記述します。上位クラスを書く必要はありません。インスタンス変数もインターフェースに宣言しているため書く必要はありません。メソッドの実装
インターフェースで宣言した中身の記述を行います。メソッドの実装の基本的な形はメソッドの宣言と同じ記述を「;」を消し、「{}」で囲み、本体を記述します。+ (戻り値) メソッド名{
メソッド本体
}
- (戻り値) メソッド名{
メソッド本体
}
インスタンス変数へのアクセス
実装部分では、インターフェースで宣言したインスタンス変数にスコープに関係なくそのままアクセスできます。また、スコープとして「@public」を指定したインスタンス変数にクラスの外からアクセスするにはC言語の構造体フィールドのに対するアクセス方法と同じになります。
SomeClass sc = [[SomeClass alloc] init];
sc->pubVar = 5;
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